2017.02.25

【インタビュー】「古着の歴史を知ると世界が広がって面白い。」グレープフルーツムーン上野遼太郎さんインタビュー

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US・EU仕入れのこだわりの古着から帽子、靴、アクセサリー、雑貨まで揃う古着屋「グレープフルーツムーン」。メンズ・レディース共にひとくせある個性派な商品が並びます。商品に負けじと店内のディスプレイにも力が入れられていて見ごたえバツグン!今回は古着の歴史に魅力を感じるという店長の上野遼太郎さんをインタビューさせていただきました。












──お店のコンセプトを教えてください。

メンズ・レディースの60年代から80年代の古着を中心に取り扱っています。US・EUから仕入れたアウトドア、スポーツなどの洋服をはじめ、帽子・バック・靴・アクセサリー・雑貨など様々なアイテムが店内に所狭しと並んでいます。古着の他、オリジナル・インポートアイテムも充実しています。



──普段のお仕事について教えていただけますか?

接客業務、お店を運営するための付帯業務を担当しています。買い付けはしていませんが、週に一度倉庫から商品をピックアップしているので、毎週お店の内容に変化があるんです。



──商品をピックアップする際、どんなことに着目しているんですか?

着る人が浮かぶかどうかですね。年齢だったり、着方だったり、こんな人にならこの古着を喜んでいただけるだろうなと想像しながら選んでいます。


──仕入れはどういった国で行っているんですか?

基本はアメリカとヨーロッパで、専門のバイヤーチームが仕入れをしています。



──どういったお客さんがいらっしゃるんですか?

年齢の幅は広いですね。若い方も非常に多く来てくださいますし、大人のおじ様もいらっしゃいます。年齢を意識して、どちらかに偏らないように商品も幅広くとりあつかっています。









──仕事をする上でどんなことを大切にされているんですか?

商品も内容も、バランスに気をつけて仕事をしています。



──グレープフルーツムーンで働こうと思われたきっかけは?

古着が好きだったのと、自分のやりたいことができると思いました。自分で商品をピックアップして、お店を作れるという点に魅力的を感じましたね。



──お店づくりにおけるこだわりは?

古着を並べるだけでなく、サブカルチャーの要素を取り入れるようにしています。高い所と、目につく部分のお洋服を60~70年代の物に統一していて。
ただそれだけのお店にならないように、別のエッセンスも取り入れてバランスをみています。



──サブカルチャーの要素を取り入れているのは立地が下北沢だからですか?

下北沢だからこそやる意味もありますが、他に着ていた人の歴史がある古着を扱っているので、その時代の背景をお店の中で見せていけたら面白いのではと思います。



──グレープフルーツムーンさんは他の場所にも店舗がありますが、下北沢店ならではの強みは?

そうですね、場所柄ミュージシャンの方が好きそうなものを置けるというのがうちの強みですね。ライブスタジオが近くにあるのか、定期的にいらっしゃいます。







──下北沢で働いてみてどんな風に感じました?

面白い街だなと思いました。サブカルな要素もそうですが、若いかたが多くてエネルギーもありますね。高円寺とはまた違った雰囲気だと思うので、街としてはおもしろいです。



──古着が好きになったのはいつごろくらいなんですか?

中学生くらいのころから着ていたと思います。単純に値段の安さが魅力的でした。映画から影響された部分もあります。何となくあんな格好をしてみたいなと思っていました。当時観た「アウトサイダース」という映画には衝撃をうけましたね。単純にかっこいいなって。今見ると普通のアメカジなんですけど、当時は影響をうけました。



──古着の魅力はなんだと思いますか?

男性は特にそうだと思いますが、歴史や背景があるという点がひとつの楽しみだと思います。当時、何かしらの目的があって作られたものなので。デザインの良さや価格の安さも良さもありますが、それだけではなく、どこでどういう人の為に作られたものなのかを調べると世界が広がって面白いんです。


──時代背景について調べてみて、どう感じましたか?

例えば、フランスのいわゆる土方みたいな人が着ていたような古着だと、お洒落よりも作業のしやすさを重視されていたりとか。真っ白だと作る時にお金がかからないとか。そういう背景が服から学べるので楽しかったですね。
オシャレ目的で作られていないのに、昔の物だからこそオシャレにみえる。デザインも材質も、全てに意味があるのが面白味に繋がっています。
その時代ならではのデザインとか、見たことも着たこともない物がどんどん出てくるというのも楽しいところですね。



──今までそういう目線で見たことがなかったので衝撃でした。今日身につけているものはどんな歴史があるんですか?

上着はイギリスの軍モノですね。国のために戦うものなので、元々ファッションとは一番無縁で。他の洋服と全くデザインが異なります。









──下北沢でよく行かれるお店はありますか?
茄子おやじさんですね。そこが一番美味しいと思います。



──マイブームは何かありますか?

カレーですね。茄子おやじさんがやっぱり好きです(笑)お休みであれば原宿などのカレー屋にも行きます。



──下北沢以外でよく行かれる場所はありますか?

祐天寺駅に行きますね。下北沢や高円寺みたいに古着が多い街なんです。ちょっと変わったスタイルで、古着屋さんが夕方から夜までの営業形態をしているので、僕らみたいな仕事してても終わってから行けるんです。



──古着屋さんをプライベートで訪れた時に、仕事目線で見てしまうことはありますか?

意識はしていませんが、無意識下ではチェックしてしまいます。どういう商品を用意しているのか、何を目立つように置いているのか、値段はいくらでついてるのかとか、気になっちゃいます(笑)



──最後に今後の展望などありましたらお願いします。

時代に合ったものや、今着たいと思える商品を幅広く多くそろえていくことは今後も続けていくので、見に来ていただけると嬉しいです。







  • グレープフルーツムーン 下北沢


  • 住所東京都世田谷区北沢2-2-11 Comodo・i 1F
  • 最寄り駅京王電鉄・小田急電鉄「下北沢」駅
  • 取り扱いレディース・メンズ
  • TEL050-3803-2228
  • 営業時間12:00~21:30
  • 定休日年中無休
  • URLhttp://www.grapefruitmoon.jp/




ライター

ローカルデータ編集部

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