2017.04.21

【インタビュー】「下北の江原さん」と親しまれる占い師、佐藤仁さんインタビュー前編:お店のこと、能力開花のきっかけ

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下北沢の南口、路地裏にある赤い建物を見たことはありますか?「路地裏DE君想草(ろじうらでみちくさ)」は佐藤仁さんが経営する占いと駄菓子のお店。「下北の江原さん」とクチコミで呼ばれている仁さんは、いわゆる「視える人」。14歳のときに臨死体験をしてから、不思議な力が備わったんだとか!

占いはドリンク、駄菓子の食べ放題付きで30分3000円から1時間1,000円としていますが、仁さん自体は占いの館というよりも、駄菓子をつまみながら集まれる場所というスタイルで運営しているそうです。




▲お茶目で話しやすい仁さん。お店はちょっぴり入り辛いけど、勇気を出して入ってみてくださいね。不思議な世界があなたを待っています!


インタビュー前編ではお店のことや視えるようになった経緯などについて、後編では仁さんの身の回りで起きた不思議なことについてお話していただきました。



下北沢の路地裏へ導かれた


──仁さんが下北沢で占いのお店を開こうと思ったのはなぜですか?

18歳のときから下北で音楽活動をやっていたというのと、若い頃この辺り(三軒茶屋、世田谷代田、東北沢)に住んでたりしたんで。久しぶりに戻ってきたら本当にいい感じで、お友達がまたいっぱいできちゃった。

一昨年まで西口で占いの館の手伝いをしていたんですよ。役者をやってた友達がタロット占いをはじめて、手伝ってくれって言われたのがきっかけで。僕はタロットと言うよりも人を視ていたんですけど。



──それを経て自分でも占いの館を開こうと?

はい。もともと新宿3丁目の変な占いの館を金曜日だけ手伝っていたんです。そこが撤退することになったんで、その場所を引き継いでお店をやろうと思ったらば、他の人とダブルブッキングしちゃって。不思議なことにその相手も占い師だったんですよ。

契約も全部終わっていたし、どうしようかと思ってたら、たまたま下北沢のこの場所を不動産屋さんに紹介していただいて。トントン拍子で入っちゃいました。


──あえてこの場所を選んだんじゃなかったんですね。

導かれた感じです。ここは本来取り壊す予定で。もともと2年契約だったんですけど、残ることになったんですよ。だから超格安な条件で借りれてます。ダブルブッキングでその話が消えて良かったかなって。その分内装にお金をかけられたんで。この場所で人を視てたら、クチコミでどんどん広まっちゃった感じです。


──今では「下北の江原さん」と呼ばれるくらい広まってますよね!

ルックスは似てるんですけど、本人に失礼なんじゃないかと(笑)別にそれでマンションが買えるほど儲けてるわけじゃないから。僕の場合1日3人以上見ないっていうルールがあるんで。だって疲れちゃうもん。

1時間を超えたら1万円で、それ以上取らない。年間で1000万円を超える収入があるわけじゃないから、消費税を払う必要もない。変な数珠売ってるわけでも、水晶売ったりしてるわけでもないし。はじめの30分でコーヒーとお茶を付けて3000円ですよと。それで視てます。




▲20年程前からミニカー集めが趣味なんだそう。家にはトラック一台分のコレクションがあるんだとか。同じものが2個も3個もあるから売ってもいいだろうということで店内で販売中。



──ちなみに下北沢から土地のオーラみたいのは感じますか?

めちゃめちゃあるよ。ここら辺って、何事も「出だしの場所」だと思うんですよ。何かやるんだったら下北沢だと思ってます。そういう愉快な芸能の神様が、北澤八幡にいらっしゃるんだろうなって。江原さんもそこにいたくらいだから。



──そんな偶然が!江原さんも下北沢に何かを感じたんですかねぇ。

たぶんあるんじゃないですか?この場所自体が。高級住宅地とか、人の集まる場所っていうのは、良くも悪くも「気」が流れているんですよ。歌舞伎町なんかは悪い気がいっぱい集まってるから、あんな感じにトラブルばっかり起こるわけでしょ?



変わった人ばかり集まってくるお店


──お店のコンセプトはどんなものなんですか?

遊べるお店を目指してます。コンセプトというコンセプトは実はないんです。僕の部屋だと思っていて、人を呼んでお腹いっぱいにして帰すという。



──駄菓子を買いに子供どもたちが来たりも?

いや、来ないですね。キッズハロウィンの時に700人以上並んだという実績はありますけど、その後に誰一人来てません(笑)来るのはバンドマン、役者、芸能関係者、あとはテレビ見ましたって女の子。偶然たまたま来ちゃったとか、ネット見てたらばヒットしちゃって、なんか来てみたくなったとか。不思議にも、変わった人ばっかり集まってくるんですよね。



▲懐かしい駄菓子や玩具がたくさん!子どもの頃に夢見た秘密基地のような店内です。



不思議な力が開花したのは臨死体験がきっかけ


──視えない人代表としてとても興味があるんですが、仁さんにはどんなものが視えてるんですか?

視えていると言うと語弊があるんですけど、感覚的に感じたことをどんどん話してるんですよ。もちろんたまにオーラみたいな感じで視えちゃうときもあるんですけど。皆が聞きたいことを僕は答えてるだけにしか過ぎないから。それが本当に信憑性があるのかと言ったときに、自分の中でもよくわかりません。「すごいすごい」って皆言ってるから、たぶん当たってるのかなって。

ここに来て楽になった、スッキリしたと言ってもらえると、それはそれでやらされている感じがすごいする。正直言って、自分の中でも実感がないんですよ。僕は自分のことを占い師とも、霊能者とも言ったことはなくて。ただ単に勘の強い人っていつも言ってます。そんな中でこうやって人を視させてもらっているって感じです。



──不思議な力に目覚めたのは何かきっかけが?

中学校2年生の時に臨死体験をしたんですよ。ケンカに巻き込まれて、死にかけて。それからなの。3日くらい昏睡状態にあって、気がついたらば、1年間の記憶が全然なくて。そのときに自分を上から見てたり、ケンカやった相手の枕元に立ったりとか、そういう不思議な体験をさせてもらって。

川だか海だかわからないところに、3万人乗れるくらいの最新鋭の豪華な客船があって。僕もどこの船に乗るというのは頭の中にあって。さあ乗ろうと思って乗っかったらば、そのまま引き戻された感じ。



──引き戻されたんですか?

「まだ行くべきときじゃなかったのね」っていうのがすごくあって。



──その船で天国に行っちゃうという?

そうだと思います。乗ってたらたぶん僕はここにはいなかった。気がついたらば病院のベッドの上で、もう記憶がないんです。だからどうやって退院したのか覚えてないし。

高校時代からは不思議なことの連続で。芸能活動の方に導かれたりとか、自分が意図してない方向に、トントントンとやらされたり。そこで出会う人がやたら強い人間だったりもして。



──強い人間というと?

例えばUFO見ちゃったとか、そういう不思議な人たちばかりと知り合うことになっちゃったんで。その中には本物も偽物もいるわけだから、見ててコイツ胡散臭ぇなぁっていうのがあったり、コイツ視えてないなっていうのがあったりもするんだけど。例えばタロットカードやってる大半の奴らはコックリさんみたいなものです。



──えっ!コックリさんも視えるんですか?

そう。後ろに動物みたいなのがいたり、浮遊霊っていうそこら辺のなんか変なものがくっついてたり。そいつがいとも当たるような感じで動かしてたりしますね。陰気臭い奴って波長が低いから、波長低いのが視えちゃうんだろうなって。波長が高い人だったら、そうやって幽霊ばっか見てるんだったら神様呼んでよって言います。



──なるほど。神様を呼べたら本物ってことですか?

だって神様を呼べてね、人をハッピーにできたらば、こんなにいいことはないわけでしょ。腕にパワーストーンとか、御札とかクリスタルとかいっぱい巻いてる奴いるけど、あんなんやったって、それで実際に何か浄化できるとは僕は思わないし。そんなのジャラジャラつけてる人に、なんで人を視ることができるんだろうって。






──というと、仁さんはスピリチュアル否定派ですか?

あんまり信じてないですね。特に信仰系。仏教も全然信用してませんし、厄年なんてのも信用してないんですよ。だってキリスト教徒、イスラム教徒からしたらば、そんなのないから。日本ならではでしょ。神社が金儲けしてるに過ぎないんで、インチキくせぇなって。

そんなところに金出すくらいだったらば、温泉行ったり、新宿三丁目の伊勢丹のスイーツ売り場で美味しいもの食べてる方が30倍くらい浄化できるじゃんって思いますね。楽しいことって、あっという間に時間が過ぎるから。そのときは悪いものから波長が取れてるんですよ。

浄化浄霊したいのならば、一番いい方法は朝空気入れ替えて、風通し良くして、それでもって部屋の掃除をする。本当に嫌なことが続いている場合には、「模様替えでもしたら?」っていつも言ってます。気分が変わるでしょ。



──気分が変われば運気も変わるってことですか?

そうだよ。だってここに来てる大体の人たちって、「私何か憑いてます?」って聞くけど、俺からしたらば、自分でマイナスに考えて、「憑けてるよね」ってだけの話です。だから楽しくやってくれば?みたいな感じで言ってます。



──マイナス思考が影響しているってことでしょうか。

うん。例えば周りが皆ハッピーなのに、自分だけなんで恵まれないのって思ってる奴って、やっぱり自分で暗示かけちゃってる。自己暗示ですよ。あとはご利益を求めて、ただ単に自分たちが欲持ってガツガツ行ってやってるだけに過ぎないから。だったら自分たちで楽しい方向に行けばいいだけの話なんで。

だからスピリチュアルにお金かけるくらいだったら、自分にプラスになるような、いい洋服でも買ってきたらいいじゃん。髪型変えちゃえばいいじゃんって言い続けています。


──プラスになるように気分を変えることが大事なんですね。

そうだよ。だって細木なんとかさんみたいに大殺界があったあとに中殺界、小殺界があって、いつまで経っても終わらないっていうのは僕からすると腑に落ちない部分がすごくある。それでもって、お金取ってるに過ぎないから。


インタビュー・写真:もんとみ

(明日更新の後編につづく)




  • 路地裏DE君想草(ろじうらでみちくさ)


  • 住所東京都世田谷区北沢2-12-2 ミナナミコーポ105

  • 最寄り駅京王電鉄・小田急電鉄「下北沢」駅 南口から徒歩2分

  • TEL03-6453-2100

  • 営業時間14:00〜20:00(お客さんが席を立つまで)

  • 定休日月曜日・水曜日

  • 占い30分・3000円、45分・5000円、60分・10000円

  • ※駄菓子・飲み物込み。
    60分を越えた場合は10000円。それ以上はいただきません。
  • URLhttp://pon2pontyo4.wixsite.com/rojiura-sweets










【オーナーインタビュー後編】「下北の江原さん」と親しまれる占い師、佐藤仁さんインタビュー【不思議体験について】
後編では実際に体験した不思議なことや、前世や守護霊などの霊的なことについて探っていきます!

ライター

ローカルデータ編集部

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