2017.05.25

【インタビュー】開脚のマンツーマンレッスンをしてくれる美容室!?開脚美容家小川英夫さんインタビュー

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三軒茶屋の美容室「hair hello」は、「マンツーマンの開脚セッション」を受けることのできる珍しいサロン。なんとたった10分で開脚ができるようになれちゃうんです!開脚美容家の小川英夫さんは、さとう式リンパケアのインストラクターとして活躍中。趣味の古武術の要素を取り入れたボディーワークを全力で指導されています。今後サンクチュアリ出版で20人開脚イベントも開催予定。






セッションを受けると姿勢美人になれたり、たるみ頬がリフトアップできたりと、身体と密接な関係にある心までキレイなったりと嬉しい効果がいっぱい!最近ちょっと気分が上がらない、という人ほど受けるべき!

なぜ美容師である小川さんが開脚に目覚めたのか、まずはその歴史をうかがいました。



──「開脚」に至るまでの小川さんの歴史をお願いします!

表参道、恵比寿、自由が丘と色んな美容室を渡り歩いて、29歳で三軒茶屋のお店をパートナーとオープンして。今21年目ですね。3年半くらい前に、自分の肩こりとか腰痛とかを治したかったときに、さとう式リンパケアっていうのを知ったんですよ。その講座に行ったら、自分で調整できるようになっちゃって。バストアップとかリフトアップとかもできちゃうから、これはお客さまにもいいわ、と思ってそのままインストラクターになって。それがボディーワーク始めたきっかけです。

いろんなボディーワーカーと知り合った中の一人が「最短10分で床にオデコつく人もいる」っていう開脚のシステムを考えたんです。僕はもともと体ガッチガチにかたいんで、「本当か?」と思って行ったらその日に床に肘がついたんですよ。



──それはもう感動ですよね?

もう感動。スゴイ!と思って。美容効果もすごいあるので、特に女性は骨盤周りが整うから、姿勢良くなるし。関西の方を中心にやってる「おまた力(ちから)」っていうセミナーをやってる女性達がいるんですけど、月一のものを自分でコントロールしようと。



──あ、江戸時代ってそうですよね。自分で調整するんですよね?

そう、自分でトイレで調節するんです。そういうのを教えている人達がいて。彼女らが言うには月一のものも楽になるし、産後の尿漏れ等が改善したとか。いろいろ女性にとっていい効果も出てるんですよ。その人達もどんどん開脚インストラクターになっていて、僕も美容の枠を広げて開脚のインストラクター資格を取って指導しています。



──開脚のインストラクターっていう、資格があるんですか?

あります。それを考案した人の講座を受けて、僕はインストラクターになったの。プラスでもう1個上の講座を受けて、今度はインストラクターの養成もできるように。その彼と繋がっていることで、万が一事故が起きた時はちゃんと後ろに専門家がいるよっていう形です。日本中教えてまわってる人なので、心強いんだよね。彼らができることって開脚だけじゃないんですよ。



──考案者の方は開脚だけじゃないけど、小川さんは開脚に特化した。それはなぜですか?ご自分がまず感動したからですか?

そうですね。あとは入りやすいし、一番違いがわかるんで。



──効果は人それぞれで、10分っていう人もいれば、ちょっとずつ柔らかくなっていく人もいるわけですよね?

そうです。だけど僕達の考えでは10分で肘がつくとか、オデコがつくとかっていうのはあまり重要視していないんですよ。ほぼ100%皆さん柔軟度が上がるから、そこで今までの自分の限界を突破してもらうことを体験してもらう。それを大事にしているんで。



──それはご自分が一番最初にものすごく感動したその感覚を味わってもらいたいっていうことですか?

そうです。女性で多いのは開脚にいらして、できるようになった帰りに「本当はメンタルが最悪だったんですよ、何か開けそうな気がしてきた。」って言って。なんて言うのかな、体が硬いブロックがバカーンって外れたから。「すごく元気が出ました。乗り越えられそうな気がする。」って言って、ニコニコで帰ってくれたりとか。僕らのやる開脚って、癒し系じゃなくてアドレナリン系なんで。



──あ、イイっすねー!(笑)アドレナリンっていう単語だけでイイっすね!

はい(笑)だから終わって単純にリラックスするんじゃなくて、気分がアッパーになって帰っていただく。基本1回で皆さん覚えちゃうんだけど、もし家でひとりでやるのが辛いって言うのであれば、リピートのコースも作ってはいますが。今のところリピーターはいないですね(笑)



──1回体験をして、家でも毎日やったほうがいいんですか?

毎日やったほうがいいですね。僕なんかはもともと硬いから、3日やらないと戻っちゃいます。女性のインストラクター資格取ってる人達は、毎日やっています。女性たちはオデコくらいじゃ満足しない。超ストイックなんだよね。



──効果を感じるから、やりたいやりたいってなるんですよね。

そうそう。僕らの業界の活躍してる女性の美容師さんたちも、皆そんなタイプだもんね。男以上にグイグイいくから。



──女性経営者もそうですよね。もう男性よりもグイグイ。ちょっとした男性よりも男らしいというか。

もう男前です。うちの母もやっぱり美容師やりながら。



──あ、美容師は家系ですか?

僕ね、おばあちゃんの代から美容師なんですよ。



──へぇ~!ご実家で?

美容室やってました。まだ80年代のアイドルの髪型が重い頃に友達が、「お前、美容室の子どもだから髪切れるでしょ?切ってよ。」って言ってうち来るから、ファッション誌の外人とか見ながら適当に長さ切って。削ぎバサミでギッザギザに削ぎまくったら、カッコイイんですよ。てことで、その友達が家に帰ったら、お母さんが「あんた床屋行ったんなら言いなさいよ。いくらかかったの?」ってお金もらって次の日僕のところに持ってきたんですよ。「小川、はい」とかいって。それ以来、顧客が何人かできまして。



──もともと美容師になろうと思っていたんですか?

全然思ってなかったんですよ。僕はファッションの方に行きたかったから。だけど、そうやって友達の髪を実際に切ったら受けがよくって。進路どうしようかなって母親と相談したときに、「まぁファッションデザイナーなんて何万人にひとりしか芽が出ないから美容師でもいいんじゃないの?同じデザインなんだし。」って。それもそうだなって思って美容のほうに入った感じですね。



──なんかいいタイミングで人からきっかけをもらって、その道をずーっと極めていかれてる感じがします。

そうですね。業界に入ってカットを覚え始めたらもう追求するのが楽しくって。そのパッションが今、開脚。楽しくてしょうがないです。ははは!(笑)



──それが一番大事ですよねぇ、楽しいか楽しくないか。そこのマインドというか。

そうです。僕基本カットが大好きだったし、美容師やっている中で指名客が増えるのは嬉しかったけどさ。そこまでなんか、のめり込めない部分も自分の中で実はあって。カットを覚えるのは楽しいけど、実際営業はそこまで燃えてないなって。



──職人肌なんですかね?技自体は磨きたいけど、そこを営業することはまた違うじゃないですか。

そうですね、のめり込む派ですよね。同僚からは、「カットうまいよね。」とか、お客さん帰るときに「小川さん、さっきのカットよかったよ。」って言われるんだけど、お客さんの要望を聞いてないんで、リターンがないんですよ。



──ははは!(笑)なるほど(そりゃあ、ないはずだわ)。

自分では最高のものを提供してるつもりなんだけど、お客さんが「ここ」って言っても、「ダメ!ここの方が似合うから!」って言ってやっちゃうから(笑)。



──自分の美学をあくまでも追及する(笑)

だからもうサロンの経営者からしてみれば、とんでもなく迷惑なスタイリストなんですよね。



──経営者側としてはお客さまのご要望に応えてなんぼだろ!っていう。

そう。実際30歳までに独立しようと思ってたから、このままじゃいけないなと思って。で、サロンの中の一番指名持ってる人の仕事を観察して。僕は無言でガンガン切るタイプだったんだけど、やっぱりその人はお客さまと仲がいいんですよ。やりすぎないし、絶対。だから、ああならなきゃいけないんだなって思って。
接客の本とか心理学の本とか、カウンセラーの本とかを読んでいろいろ勉強して、ようやく指名客が取れるようになった。だから今僕のところに来ているのは15年以上通ってくれてるかたがほとんどなんですけど、喋りに来てますね。


──あー、小川さんすっごく喋りやすいですもん。

本当ですか!いやぁ、嬉しいな。街でもよく話しかけられるんですよね。道聞かれるとか、とにかく多いですね。


──なんか、納得します。やっぱりなって思いました。

それと、シンクロ二シティ率が超高いんですよ。久しぶりの人にもよく会うし。最近は、T:Luckの伊藤さんもそうですけど、いろんな美容師の人と関係性は増やしていくようにしていて。今20代のスタイリストって、売れてない子って収入が厳しかったりするんですよ。こないだ美容師の飲み会に行ったときも、「一応レンタルサロンを借りて独立はしてるけど、ギリギリっす」とか言ってて。
僕らがやってる開脚って、定価3万なんですよ。彼らの美容の枠を広げて、お客さまに開脚とかも提供してあげれば、もっと豊かになるじゃないですか。だからそういう人に声をかけるんだけど。やっぱね、理解されない。やり手の美容の経営者たちと話をすると、すごい理解されるしグイグイ来る。だけど若い子達はポカンとしちゃうんだよね。美容室の経営者クラスになると、多客経営とかってもうやってるんだよね。



──といいますか、やらないとダメなんだと思うんですよね。今はもう1本柱じゃダメなんだなって。

そうです。柱が何本かないと。僕らって本当に危うい職種で、自分が病気になって倒れたらその時点で収入がなくなるんですよ。だけどそこらへんに気づいている人達はもう違うことをはじめてますよね。
美容と開脚は、僕が動かなきゃまだダメだし。開脚の申し込みがいっぱいになってきたら、開脚の仲間たちに仕事を振って…っていう感じで考えていますね。



──今、土台を作っている途中ですか?

もう動き始めてます。出版社でのイベントとか。そこはかなり有名な人達がイベントをやるところで、そこのイベントを成功させていくって感じですね。開脚トレーナーで美容師って僕だけなんですよ。あとは整体院の先生とか治療家の方が多いから、潜在でお客さんを持ってるわけですよ。だけど僕は美容師だから、彼らと同じ土俵でやっていてはかなうわけない。だからメディアの方から行こうと。それが繋がっていけば、開脚で自分がやりたい方向への土台になるかなと思っていて。やっぱり実績ないと、「何やってんの?」くらいで終わっちゃうから。



──開脚に完全にシフトしてくっていうよりは、あくまでも2本柱でこのままいくつもりで?

あ、美容師はやりますよ。今までお世話になってきたお客さまに「はい、辞めました」じゃ済まないじゃないですか。自分の中では美容が週6日間だけど、それを4日に減らして、開脚を2日にするとか。そういうバランスでできたらいいなと思っています。お客さんからよく「辞めちゃうの?」とか言われるけど、辞めないから。



──開脚って何通りくらいあるんですか?

開脚の本だけで今何冊も出てますね。だけど、その本は全てストレッチなんですよ。だから時間がかかるんですね。自分で相当頑張らないといけないんだけど、僕の友達があみだしたやり方は最大10分なので。僕の友達のボディトレーナーも開脚前屈できなかった人で、彼は体に関することだったり、僕のやっている古武術も研究しているんですよ。開脚にも古武術のエキスが入っていたので、僕はすごい入りやすかったんです。



──今でも古武術を?

やってますよ。僕がやってる古武術って、今の合気道の元になった大東流合気柔術の名残なんですけど、合気道は「気」は関係ないんですよ。形とかテコの原理とか。だけど、その元になった古武術は「気」が関係しているからできるが人あんまりいないの。



──何か変わりました?古武術をはじめてから。

古武術って力を使ったり、やっつけてやろうと思うと技がかからないんですよ。相手と仲良くなるつもりでふわっとやると、技がかかるから、本当不思議ですよ。最近はもう3年目に入ってきたから、「あ、なるほど」って思えるところがあったけど、最初のうちはわけがわからないですもん。



──どういうところがですか?仕組みで考えちゃうとか?

そう!頭で考えちゃう。「先生からはもう、頭の中で考えちゃダメだよ、理屈なんてないんだから。」って言われるんだけど、どうしても理屈が先走っちゃうから。あと僕が技が決まる確率は3割8分くらいなんですけど、先生から注意されるのが「小川さん、あと確信だけだから。」って言われます。「これで自分ができるって確信を持てば、もう技が使えるレベルまでは来てるんだよ。」って言われるんですけど、この確信がね、先生相手にやってるとね(笑)ちなみに先生のところから独立してる僕の先輩は合気の技と、自己啓発っていうのかな、人格形成みたいなのを組み合わせて学校を作っていて。



──結局精神が安定するんだ。やっぱり切り離せないですよね、精神と体とっていうのは。

そうです。イライラしなくなるし。



──多岐に渡ってというか…全て結びついて開脚にいたっていますね。

今までいろんな輪を広げてやってきたことが、集約されたという感じですね。



──ただその「開脚」が美容からの入りがちょっとスムーズじゃないという現状でしょうか。

全然追いついてないなというのが自分の中であります。こういう素敵な世界に美容師も来ないかなって。喜ばれますから。美容師にかかわらず、僕以外にも教えられる人を広めたい。生活丸ごと変わるんで。今はまだ全国でインストラクターが100人くらいしかいないから、チャンスなんですよ。今後ワァーッと増えるから。



──それは小川さんの中では確実なことですか?

絶対増える。だって、インストラクター養成講座を開けるポジションまでいくと、養成したくてしょうがなくなっちゃうんですよ。それはもう輪が広がるから楽しいのもあるし、世界変わっちゃうからね。昔の近江商人みたいに三方良しなんですよ。開脚という商品を買ってくれたお客さまは、今のところ100%喜んでいただいている。僕も収入が増えて嬉しいじゃないですか。近江商人だと、相手、自分、世間なんだけど、僕らの場合はそれプラス開脚トレーナーを育てることによって、その人も幸せになるし、その人のクライアントも幸せになる。だから悪いところ1個もないんだけどなって思って。



──繋がっていくってことで、三方どころじゃないっていう。

そうです。実質、美容師のかたがお客さまで興味を持ってくれた人にやってあげれば、お客さまとの関係性もめちゃくちゃ深まるんですよ。そんな体験させてくれる人いないから。人によっては泣きますからね。自分の限界を超えたということで、何かのブロックが壊れるらしいんですよ。僕もこないだ泣きそうになった人がいて、あわてて話を変えて。まぁ、優しい女性のインストラクターさんなんかはそこで話を聞いてあげてってやるらしいんだけど、僕はそこまではね…。



──私ちょっと泣いてみましょうか(笑)

本当やっていて思うのは、「この壺持ってるともっと開脚できるよ」とか言って、開脚した人に100万円とかで壺とか売れそうだもん。だから、インストラクターを養成できる人間っていうのは選んでいます。悪用しそうな人には教えない。開脚をお客さまにやってあげるっていうレベルまでは教えるけど、その先のところは怪しい人は入れません。本当悪いことにも使えちゃうから。



──汚されたくないっていうのもありますよね。

本当にそうですね。感動して泣いちゃうような人は、その人の言うことなんでも聞いちゃう。きっと。



──そうですね、ある程度コントロールされる準備ができちゃってる状態ですからね。

そうそう。学資保険入ったほうがいいんじゃないですか?とか(笑)



──全然関係ないのに(笑)

もうそういう関係性になっちゃってるから(笑)そこらへんは効果が出るからこそ、そういう危険性も心配しています。だから慎重に。



──では、その効果。ちょっとやってみましょうよ!

やってみましょうか!じゃあちょっと場を整えます。




【体験レポ】本当に10分で開脚ができるの!?開脚美容家小川さんのセッションを体験してみた結果…

後編では取材班2名が実際に小川さんの開脚セッションを体験してみました!ガッチガチに凝り固まった体が、たった10分で…?








  • ヘアーハロー(hair Hello)


  • 住所    東京都世田谷区三軒茶屋1-35-21 第2通南ビル2A

  • 最寄り駅  東急田園都市線 三軒茶屋駅から徒歩5分

  • TEL    03-3487-8600

  • 営業時間  9:30~20:00

  • 定休日   毎週火曜日、第3火・水曜日(連休)

  • URL    http://hair-hello.com/

ライター

ローカルデータ編集部

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