2017.06.27

【不動産コラム】不動産業界は変わらない!?消費者の不動産会社へのイメージと深刻な問題。

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先日、売買の契約に立ち会っていた時のお話し。
和気あいあいと内装のお話しやどんな会社で探したのかなど、新婚のご夫婦に聞いてみました。





不動産ってどんなイメージありますか?

「いつ、だましてくるのだろう。。。」
「だまされないように気を付けないと」
「地元の会社の場合、古くてこじんまりした事務所だろうなぁ、横柄な接客」
「キレイな事務所だとチャラチャラした営業の人が出てきて、、、」





良いイメージが一つもありませんでした。

一番ひどいのは賃貸の営業マンから「今日現金いくらお持ちですか?」 と物件案内の帰り道に言われたそうです。ご夫婦のリアクションは説明するまでもありません。

そして別件。つい先日知り合いから連絡がきて。

知り合い「賃貸さがしてて、もし良かったら手数料やすくしてくれないかな。。」
私「紹介できれば大丈夫ですよ、どんな物件ですか?」





送られてきたURLをみると、スーモ掲載の新宿御苑の2DKの駅近物件で見るからに整っていない情報でした。

・他社から引っ張ってきたモノクロで画質の悪い図面
・図面と部屋の写真が、すぐ分かるほど合っていない
・空く予定の物件情報、目を引く画像だけで点数が少ない
・電話をすると、とにかく来店を促し、物件の説明はしない
・免許番号が(1)で最近設立した業者
 
だからと言って100%悪い業者で、これが誇大(おとり)広告だと言い切れる訳でもありません。知り合いには「ここの業者はやめておいたほうがいい」と言いました。それは兎に角お店に呼ぶスタンスは、自分らの売り上げが最優先で、お客さんの生活は見ていないからです。知り合いのがっかりしたリアクションをうけて、とても申し訳ない気持ちになりました。


この時点での問題
・情報の相違部分が多く、不透明すぎてお客さんが困惑してしまっていること
・対応や言葉遣いのレベルが低く不快にさせていること
・情報掲載のリスクや信用、社会的責任をなめている姿勢
※明確な物件の有無は現地調査などが必要





あるレストランでの1番人気のメニューが売り切れていても、しっかり謝られたり、心地よいサービスを受けてしまうと、違うメニューでもここで食事しようと思います。スーパーマーケットの特売品でも行ったらすでに売り切れていることもあります。情報が的確じゃないのは不動産業界だけではありません。しかし、中々不快にはなりません。

不動産業界の大きな問題は一つ。「パーソナリティ」

なぜか人間力が育たない、低いのです。

自分がいる業界だからこそ、こんなことを言えるのだと思いますが、約15年間この業界を見てきて人にがっかりしたことは数えきれません。

もちろん、素晴らしい方もいました。しかし、お客さんから見た印象や実際に起きている問題は深刻で根深いと思います。情報が掲載されていて、申込や契約が入ったと同時にお問い合わせや来店が入ること、誤情報などのヒューマンエラーはどんなに状況を整えても起こりうる可能性はあります。

それはインターネットが普及して以来業種問わず、抱えていく課題です。

特に有名不動産サイトの業者のほとんどが直接管理していない物件をネット上に掲載していて情報数も多いしその把握が遅いのです。 





とくにアナログな不動産業界ですが物件情報の掲載に対して対策を考えるのと同じく
サービスレベルにて対してもよく検討しなければ「不動産」=「だまされる」この印象はなくならないでしょう。

目当ての物件がなくても「平謝り」「逆切れ」「横柄」、それが一部の業者ならまだしも多くの業者が現場を管理しきれていない状況で加えて故意や過失でも発生すれば
お客さんから見て「探しにくい」「不透明」であることは間違いない。
 
お客さんもだからと言って「とりあえず案内してくれ」も問題です。営業マンの時に接客をしていて「早く案内しろよ」と言われた時は、真剣に接客するのが無駄なのかと思ってしまった時もあります。

これらを全て払拭するサービスをIT業界ではなく不動産業界が考えなくては
解決にならないと私は思います。なぜなら広告しているのは「IT業者」で、多額の広告費を支払っているのが「不動産業者」で利害関係にあるからです。
 
大きな収入源やスポンサーを、自ら潰しに行く企業があるでしょうか。少なくとも時代と共に変化はありますがこの「大きな利害関係」がある限り、解決の糸口は不動産業界が変わらない限りございません!





手数料無料サイトや大家さん直接のサイト、独自の物件しか載せない会社。などなど出てきておりますが。回避策をしいて言うのであれば。。。自分の住みたい街の物件を直接管理している会社へ直接行くことです!これはあくまでも解決ではなく、回避です。
 
以上、むにゃ!っとした問題定義でした。

ライター

不動産青年部

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