2017.07.05

【ひとり暮らしコラム】ひとりぐらす03 「いきなり内見する」

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内見とは、その名のごとく気になるお部屋の中を見せてもらうことですが、多くの場合まず不動産屋さんへ赴いて条件に合う物件情報をいくつか見繕ってもらってから目星のところへ連れていっていただくのが順当なステップかと思われます。おそらく。
わたしのお部屋探しは、ネット検索もすっとばしたなら、ついでに不動産屋さんもすっとばし、いきなり内見にいくことからはじまりました。

なぜそんなことに?

知人の部屋の隣が少し前から空き部屋になっていると聞き、ちょっくら見せてもらえんかねということで大家さんに連絡をとってもらったのです。
部屋のつくりは隣もほぼ同じらしいということだったので、事前情報として「四畳半」「ユニットバス」「2階角部屋」ということはわかっていました。

四畳半は、正直せまい。
「よじょうはん」という柔らかで慎ましやかな響きは魅力的に聞こえもしましたが、いやいや落ち着こう、現実を見よう、目ん玉ひんむいて。
なにせ机にプリンタにスキャナに画材にその他もろもろ、一般的な20代女性(当時)なら持っていなくても困らないようなものが私にとっては必需品且つ幅をきかせてくるので、四畳半なんてすぐ埋まってしまうだろうということは容易に想像がつきました。





しかし場所がなかなかよかったのです。
ところは西新宿五丁目、大江戸線の西新宿五丁目(清水橋)駅まで徒歩2,3分、JR新宿駅までも歩けなくはない(15分くらい)、徒歩5分圏内にコンビニあり、スーパーあり、薬局あり、レンタルDVDショップあり(_現在はコンビニになっている模様・・・時の流れよ)、おまけに銭湯あり、と周辺環境は申し分なく、その上家賃も予算内(5万円)。

この周辺環境でこのお家賃ならば四畳半も致し方なしかと思っていたけれど、先ほどネットで調べてみたら、5万円でもっと広くてきれいなところ他にもちょこちょこありました。なんだい。

時は再び遡りまして当時、大家さんと約束した日時に内見させていただき、結果ご縁がなかったわけなのですが・・・
床、フローリングだと思っていたのよね。カーペットだったのよね。
隣の部屋はフローリングなのに、なぜわざわざカーペットを敷いてくれたか。

「これ、剥がせないですよね・・・?」

ダメもとで聞いてみました。ダメでした。
カーペットでなければそこに決めたのかと言われると、それはそれで微妙ではあるのですが、体質的にフローリング一択だったので扉を開けて灰色のカーペットが目に飛び込んできた瞬間「あ・・・(ごめんなさい)」と思いました。





ご足労いただいた大家さんには大変申し訳なかったけれど、内見させてもらったことで、すこしだけ「住みたい部屋像」が明確になった気がします。
この時点ではまだ「最低でも6畳」「フローリング絶対」くらいなのですが、お部屋探しを続行するうちに「収納の大きさが云々」とか「ワンルームではなく1Kがいいなぁ」とか、どんどん欲深くなっていくのでした。
知るって欲深くなることね。知らなければそれまでだもの。なんて。





みなさま内見って何部屋くらい行くんでしょうか。
わたしはトータル6部屋見に行ったのですが、多いのか?少ないのか?平均くらいか?

からっぽの部屋って、鼓動が止まってるような感じがして、ちょっとこわくて、ちょっと不思議だなぁと思っていました。
住まなかったら忘れてしまうかというとそうでもなく、このあと内見させてもらったいくつかの部屋のことも、なんとなく記憶の片隅に残っています。
選ばなかった後ろめたさのようなものなのかな。

さてさて、次回やっと不動産屋さんへいきます。






ライター

MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)

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