2017.10.06

【ひとり暮らしコラム】ひとりぐらす09「7月吉日、晴れ、引越し」

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季節はすっかり秋ですね。
10月ともなると「もう年末だな」と思います。
秋から年末にかけての時間の進み方って普段の1.2倍くらい早いような気がするのですが、そんなことありませんか。
気を抜いているとすぐ年末がきて、翌年がきて、また1年がくるくる過ぎていってしまうので、はやめはやめに「もう年末だな」と思うようにして己の尻を炙っています。





7月某日、天気は晴れ。
お昼過ぎ、引越業者のトラックが到着しました。
単身者向けの業者さんなので、やってきたのはたった2名のややマッチョメン。
1台のトラックで他にも何ヶ所かまわるそうで、テキパキと荷物を運び出すと、ものの数分で出発していきました。





さくさくと事が進むので、ちょっぴり顔を覗かせていたセンチメンタルも引っ込んでしまい、なんだかふつうに外出するノリで実家を出たような気がします。

荷物が届く前に掃除機をかけたいと思っていたので、スティック型の掃除機と共に電車に乗って向かうことにしました。
なぜ掃除機をかけたかったかというと、前日に虫除けのくん煙材を焚きにいっていたからでした。
誤解のないようにお伝えしておくと、入居前にお部屋は消毒済みなので大丈夫らしいのですが、私は虫が大の苦手なので、念には念を…トドメの一発を…と思い焚くことにしました。

くん煙剤を使うのは初めてだったので、水で焚けるものをチョイス。
煙に火災報知器が反応してしまったり、近隣の方が火事だと思って通報してしまうこともあると聞いたので、事前に不動産屋さんに確認して火災報知器は外してもらい、窓とドアに「くん煙剤焚いてます」の張り紙をしてから決行しました。(最近は火災報知器が鳴らない霧タイプのものも出ているらしいです)

そういうわけで、万一の地獄絵図を想定して掃除機片手に先乗りしたのですが、結果、虫の死骸はなく、ほっと胸をなでおろしたのでした。





夕方になって引越し荷物が届きました。
さて片付けるかーと意気込んだものの、ネットで購入した棚類が届くのが翌日以降だったので、半分くらいは為すすべがなく、ダンボールのままか、ダンボールから出して床置き、という少々残念なことに。
家具は引越す日に届くようにすべきなんだな、とあたりまえのことに気付きました。
こんなうっかりはあまりないと思いますが、お引越しビギナーのみなさんは荷物が届く日程には気をつけてくださいね。
棚はまだいいとしても、冷蔵庫が届くのが2日後だったりして、夏に冷蔵庫がないのは地味にきつかったです。

しまえるものをなんとかしまい、とりあえず寝る場所を確保。
お酒でも飲んじゃいますかねーとひとりごちてコンビニへ。
戻ってきたところで、あ、冷蔵庫ないんだった・・・とまた気付く。
カーテンもまだついていなくて、ダンボールにかこまれて、ちょっとさみしくて、ちょっとこわくて、でもちょっと誇らしさもあって、どきどきしていた。

窓から生ぬるい風が入ってきて、どんどんぬるくなる缶チューハイを飲みながら、ラジオの会話にフへへッと笑ったりする、そんな日々の幕開けをひとり静かに祝った夜なのでありました。








ライター

MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)

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