2017.10.18

【インタビュー】ヨガポーズ特別掲載!ヨガスタジオ ima. 白石さゆりさんインタビュー!

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下北沢のヨガスタジオima.はマタニティ・子育て中のママにも嬉しい子連れOKのヨガスタジオ。立ち上げたのはインストラクター歴10年、ヨガ歴15年の白石さゆりさん。「心身共に健康でハッピーになれる本来のヨガ」をテーマに教えています。今回は白石さんへのインタビューに加え、初心者向けのヨガポーズ(アーサナ)も教えていただきました!





▲陽が差し込む明るいスタジオ。


▲インタビューを受けてくださった白石さん。


ヨガを始めたきっかけから、スタジオ設立まで


──白石さんがヨガを始めたきっかけや経緯を聞かせてください。

小さい頃から運動は大の苦手で、筋肉が全くなくて。子どもを出産して、友達がジムに行くっていうので行ってみようかってなって。最初は全く普通に座ることもできないくらい硬くて、前屈とかもマイナス20センチとかで、「うわー、私硬い」とか思いながら。「私ヨガ向きじゃないですよね〜、ヨガダメですかね?」って聞いたんですけど、「いや、ヨガ向いてますよ」って。先生が褒めてくれるから、じゃあ居ていいんですか?みたいな(笑)それからちょっとずつポーズができるようになって。


──え、向いてる向いてないってあるんですか?

全然ヨガを知らなかったので、勝手に硬いと向いてないみたいな思い込み。周りが柔らかいのに恥ずかしいって思ってしまったんですけど。

最初は「ハタヨガ」というゆっくりなヨガだったんですけど、パワーヨガっていうのが流行り始めて。その頃にパワーヨガをやってる綿本彰さんと保科直美さんという方がアメリカから日本に持ってきたんですね。保科さんがちょうどそのスポーツジムにいて、中級クラスで敷居高いけど、ちょっと出てみる?って出てみたんですけど、面白くて。いろいろ迷いながらも。

2、3年やってたんですけど、ずっと好きならインストラクターコース行ってみる?って感じでやり始めて、スポーツジムや地域のコミュニティールームで教える機会をいただいたり。伝えるのが下手だったり、もっと上手になりたい、ヨガの良さを伝えたいというのが湧いてきて、今に至るみたいな感じです。


──ご自分の場所を設けたのは?

スポーツジムとかで教えに行っても、ちょっと孤独感というか、外部から来た感があって。もっと心を落ち着けて和気あいあいできる自分の空間と、そしてインストラクターさんと生徒さんとの素敵な空間がずっと欲しいと思っていて。何年も探して、やっとです。


──こちらにはいろんなインストラクターの先生がいて、その人によって〜〜ヨガ、〜〜ヨガって分かれてるじゃないですか。あの分けかた、ネーミングの付けかたって何なんですか?

私が別に決めたわけじゃなくて、その先生が得意としてる、先生の想いを伝えたいヨガで。



▲それぞれ異なる想いを持った、15人のインストラクターが入れ替わりでレッスンを行っています。


心や考え方にも焦点を当てたクラス


──あ、ヨガの種類じゃなくて、その先生が一番大切にしていることなんですね。

例えば「子宮美人ヨガ」は、子宮は硬かったりすると妊娠しにくいらしいんですね、妊活に悩んでいる方も大勢いるし、内臓に押しつぶされているとトラブルが。生理が重かったりとか更年期とかもあるので。子宮を柔らかくして女性の大切なところを健康にっていう先生とか。

あと「ハタヨガ」は普通のベーシックヨガですね。ポーズの中に辛いものとか気持ちいいものとか、いろいろあると思うんですけど。お母さんだったりすると、お家や子どものことや、働いている方は仕事のこととか。いろいろ気になるんですけど、そのポーズを取ってることにちょっと集中して、体の呼吸を聞いたり。体の中を観察するだけでも、心地よくいられるんだなとか。

自分って辛いことがいっぱい外側からきて貯めがちだけど、もしかしたら自分の中で幸せを感じられる人なのかなって、それに気づいてもらう。そんな感じで体だけじゃなくてね、内側のほうも見ていていけるようなクラスを用意していて。特に瞑想とか、マインドフルネスとかは。


──白石さんはそこですよね。

そうです。そこを伝えて行きたいんです。どこのヨガスタジオでも体はもちろんなので、心とか考え方とか。実はもう、自分はこのままで満たされていて幸せなんですよってことが伝えられるスタジオだったらいいなと思います。


──そこを伝えるのって、いわゆるやり方ではないじゃないですか。私、昔ヨガに通っていたことがあって。現実と切り離せた時間を感じて、その時は自分のことだけ、細胞にだけ集中っていう、いいリセット時間だったんですけど、それって私が勝手に感じたことで。でも、そこのマインドの部分ってどうやって伝えていくんですか?言葉で誘導していく感じなんですか?

そこまではできないんですけど。ヨガを通して体の中に意識を向けて、少しずつ集中できる時間があったら、例えばすごく嫌だなって思ったことがあっても、体の中で自分の見方とかが変わってくるんですね。一呼吸おいてそんなに嫌なことじゃなかったって思ったりするような考え方にちょっと変わってくる。

ポーズをしていて、辛いなって思ってジャッジをするんじゃなくて。あ、今この筋肉がこう効いているけれど、でも呼吸をおいたら少し辛さがなくなって、辛さを手放せていける。いろいろと頑張りすぎなくてもいいんだな、このポーズやりたくないから止めちゃおうっていう選択もあるんだなとか。
そういった私はこうでこういう人とか、私はこうでありたいとか、そう思わないでほしいなって。気持ちとかマインドは無限大ですから、体みたいに、ここからここが私ですって決めつけないで、自由な感じになっていってくれたらいいな。うまく言えないんですけど。




──それはもう、体を動かしながら、伝えてもいるんですか?

やんわりと(笑)あんまりにもね、いっぱい言っちゃうと…。



──カウンセリングみたいな感じ?

いえ、そこまでは。でも切り離していくことがスムーズにいったら、少し考え方が自由になって。よくヨガは自由になることっていうんですけど、何からの自由だろうってずっと思っていたんですね。瞑想もうまくできなかったし、思考が動いちゃって夕飯のこととかを考えたりもしちゃったりして。瞑想苦手だから嫌いって思っていたんですけど、最近はとっても好きで。
ある瞑想の先生に思考を止める必要はないよって言われて。例えば夕飯のことが来ちゃったら、「ああ、夕飯のことを思ってるんだな」って、それはそれでまた呼吸に意識を向けていって。
呼吸を今において、今に意識を持ったら、外側から来る問題は私の問題じゃないかもしれないし、皆が過去のことをいろいろ引きずったりして後悔とか、色付けをする。今度は未来のことを心配するでしょう。でも今って不満じゃないよねって、そういう感じ。

今だけを一生懸命生きればいいっていうことを教えて。そうするとだんだんと心配や考えが浮かんできても、そんな余分な考えが必要じゃなかったり、取り越し苦労だって思うようになってくる。




ヨガで生活にも変化が


──白石さんの生活全てに関してそういう考え方に変わりました?

変わりました。最初は外側のストレスを何日も引きずったりとかするんですけど。
嫌なことが起きたとしても、あ、これで一つ嫌なことがなくなったのならラッキーだなとか、そういう感じに思考が変わっていくようになって。今って結構ハッピーじゃん?ご飯は食べれるし、好きなことはできてるし。制限があっても、それはその中でやればいいだけのことだし。普通の生活は変わりました。楽になりました。


──もとの生活はどんなだったんですか?

もともとはすごく気にします。ママ友の中に入れてもらえない、子どもが行きたがってるのに誘ってもらえないんだとか、友達からこんなことを言われてショック、こんなこと言っちゃったけど気にしてるかな、とか。
一番のトラブルって人間関係だから、たくさんありました。引きずっていると、そういった友達とか、そういった状況が必然と寄ってくる。なので、自分はとにかく楽しくしていよう、辛いことがあってもそんな辛く考えないで、私はついている、ラッキーとか考え方を変える。




──ポージング的なことって白石さんはお家でもされるんですか?

立位のポーズとかは家ではしませんけど、寝る前に今日は脚がとっても疲れちゃったなっていう時は、壁に脚を上げて15分とか。あとは忙しくて今日は背中がまるまっちゃったなと思ったら、ブロックで胸を広げてみようとか。そういう簡単なリラクゼーションはします。激しいことは一切しないです。


──無理してない感じしますね。その時体がそういう状態だから、すぐできることをってことですよね。

そうですね。今日は全く運動できなかったなって思ったら、歯を磨きながらかかとを上げ下げだけでもふくらはぎの運動になるし。そういう簡単なエクササイズですね。


──ヨガを始める前はそういうことすら?

しませんでした。運動嫌いだったので。


──ははは(笑)面白いですね。

今でも運動は好きじゃないです(笑)
でもヨガをしていると、やっぱり姿勢とかも全然違うんですよね。普通の生活ではもう体が丸まってきちゃったり、ねじれてきちゃってるのがわかってくる。で、ヨガをして胸を広げたり、ちょっと体を伸ばすだけでも立った時に目線が上がるんですね。
低い世界と目線が上がった世界って違うじゃないですか。遠くのビルとか、空まで見えると、ちょっと嬉しくなったりするので、気分も上がる。なので、そういうことは好きです。私にとってやりたいこと、必要なこと。


和気あいあい楽しく集まれるコミュニティの場にしたい


──こういう人にぜひ来てほしいっていうのはあります?

普段あんまり運動しない人には来てほしいな。体がむくんじゃってとか、太っちゃったっていう人にぜひ来て欲しいし、ワントーン皮膚の色が上がったりするのを感じてほしい。体の変化って早くわかるじゃないですか。
あと、ちょっと気持ちが落ち込みやすかったり、考え方が難しくなっちゃう人っていませんか?そういう人にも。
もっとシンプルに考えたら、全然大変じゃないよって教えてあげたい。真面目で、まぁいいかって考えられない人。私は結構、まぁいいかっていう人なので。もっと真面目に考えた方がいいよ、とは言われるんですけどね(笑)




──ははは!(笑)逆にね(笑)今後こんな風にしていきたいっていうのは?

本当なら私はご近所さん、地域の人に来てもらったらいいなと思っているので。
ヨガはやりたくないんだけど、お茶は来たいなって人でもいいんです。一緒にランチ食べたいなとか。マインドが変わる変わらないっていうよりも、私を含め来てくれた人が和気あいあい楽しく。
別にヨガのポーズをしなくたって、腕をぐるぐる回すだけでも、もしかしたら気持ちがヨガになるかもしれない。そういったコミュニティの場に使ってもらえたら。


──レンタルスペースみたいな。

そう。ヨガスタジオだけど、それだけじゃなくても。もしかしたら子どもを呼んで読み聞かせをしたら感動して、何かが変わったりして。映画を映してみんなで観たからすごく楽しく感じることがあるかもしれないし。もう、いつでも使ってください。


のんびりと暮らせる世田谷区


──この地域に住んでる人の話っていうのもちょっと聞いてみたいなと思って。地域や暮らしを深掘りするっていうのもローカルデータのテーマでして。お住まいはずっと下北沢のお近くなんですか?

前は池尻の方に住んでいたんですけど、ここ5年くらいは近くに。
2011年に災害があったじゃないですか。その時に立川にいたんですね、友達とランチをしていて。吉祥寺まで戻ってた時だったから、まだよかったんですけど、立川だったら歩いて帰れない。
災害になった時に電話が通じなかったりとか、子どものお迎えになかなか行けなかったので、随分と不安な想いをさせちゃったのものあって。歩いて帰れるところがいいんじゃないかと、働くところも近くがいいなって思って。下北好きだし。


──世田谷は何年くらい?それ以外の区って住んでたことは?

長いです、18年くらい。その他は渋谷区と杉並区。


──白石さんからみた世田谷の、地域的な特徴とかってあります?他の区も住んでいらっしゃったうえでの。

世田谷区って、渋谷とかにすごく近いのに落ち着く静かな地域。下北とか三茶って渋谷とかの派手な街に比べて違うじゃないですか。


──庶民に寄り添うというか、距離感が近いですよね。

そうそう!違うじゃないですか。実家は群馬なんですけど、そういった田舎感が東京にいながらも感じられて。そして地域柄か、お母さんたちもすごくい優しい。子どもの育て方もおおらかだし。なので、私の周りには反抗期とかはあっても、困ってるっていうのは全然なくて。それは地域柄なのかなって。


──のんびり暮らせる、のんびりしたいんだったら世田谷っていう。

暮らせますね。お母さん達とはよく話すんですけど、子どもの部活とかで下町の方に行くと、なんかそっちの子は負けん気が強いのに、世田谷の子はちょっとのんびりしちゃって。ぐいぐいって来られてもちょっと避けちゃったりとかしちゃうのよねって(笑)地域柄かなって思って。そういうちょっとのんびりしたところが好きです。
ちょっと行くと緑もあるし。私は北沢八幡が大好きで、北沢八幡の氏神の子になると思って(笑)それでこの辺に引っ越して来たんですけど。ずっといるので、出られませんね。





無理をいって今回特別に、初心者でもやりやすいヨガポーズ(アーサナ)を4つ教えてもらいました!

スカ・アーサナ / (体側伸ばし)





STEP.1:
かかとを縦に並べるか、もしくはスネの前に組んだら両手をあげましょう。
左手で右の手首をキャッチして、背骨を伸ばしいい姿勢を保ったら、体を倒すだけ。右のお尻はマットの方に。手首を引っ張って、肋骨の間の皮膚筋肉が伸びて、内臓がぐーっと伸ばされていくのを感じていきましょう。

STEP.2:
逆側の手首をキャッチして、鼻から大きく息を吸って大きく伸ばしていきます。
頑張りすぎず呼吸に意識を向けて。左のお尻はマットの方に。息を吸いながら元に戻って、吐きながら両手を下ろして、リラックス。

効果:
リンパの流れがよくなったり、ストレッチをしてるとウェストがシェイプされたり、便秘も解消してくる。
とても簡単だからオフィスでも、お家でもできます。
鼻から大きく息を吸って2、3呼吸キープしたら戻る、を繰り返すだけでいいです。


ヴィーラバトラ・アーサナⅡ (英雄のポーズⅡ)






STEP.1:
脚を肩幅の1.5〜2倍に開いて、左のつま先をちょこっと内側にしたら、右のつま先を足の付け根から90度外側に向けます。息を吐きながら膝を曲げる。後ろのかかとと、小指にぎゅっと力を入れて、内くるぶしが床に落ちないようにしっかりと持ち上げて。




STEP.2:
後ろの手と足の方に引っ張って、しっかりと体側を伸ばします。目線は右の指先のはるか遠く。意識はもっと遠くへ続きます。しっかり膝を曲げ、鼻から大きく息を吸って吐きながらゆっくりと伸ばしましょう。手を下ろしてリラックス。

効果:
脚力強化と、O脚がまっすぐになったり、子宮系が楽になったりもします。美姿勢、筋力アップにも。


ウッティタ・トリコー・アーサナ(三角のポーズ)





STEP.1:
脚はヴィーラバトラ・アーサナⅡと同様。両手を広げ、息を吸ったあと吐きながら横に倒れます。



STEP.2:
鼻から大きく息を吸って、鼻から吐いて。肩の力を抜いて足をしっかりと使っていきます。
息を吐いてリラックス。


効果:
脚力の強化と、内臓のエネルギー、代謝がアップ。ウエストのシェイプにも。


オマケ:座ってねじりのポーズ





STEP.1:
息を吸いながらスネを引き寄せて背骨を伸ばします。




STEP.2:
右の手を仙骨の後ろに置いて。左の手は膝の外側。
息を吸って背骨を伸ばし、呼吸を。最後は右肩越しに後ろを見て、呼吸を感じて自分の限界を決めずに気持ち良くやっていきます。


インタビュー・構成:ミズカ、写真:もんとみ




  • ヨガスタジオima.


  • 住所東京都世田谷区代沢5-32-10 ラパシオン 2B号
  • 最寄り駅京王電鉄・小田急電鉄「下北沢」駅 南口から徒歩3分
  • TEL090-3409-1280
  • URLhttp://www.yoga-ima.com/



ライター

ローカルデータ編集部

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