2020.03.17

「この店、入りづらいな」シリーズPart1!三茶の住宅街にひっそりたたずむ”Bar Huddle”

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多くの飲食店が立ち並ぶ三軒茶屋。カフェや居酒屋はもちろんのこと、おでん屋さんやチーズ専門店など幅広いジャンルのお店があり、様々な角度で三茶民の舌を楽しませてくれます。
そんな夜まで賑やかな三軒茶屋の駅から少し離れた住宅街の中にひっそりとたたずみ、辺りを「ぽっ」と照らすBARがあります。

今回はBar Huddle(ハドル)のオーナー、山本貢輔さん(愛称:こーちゃん)にインタビューをしてきました!








大学卒業後に通ったハローワークでの出会い



──結構駅から離れていますが、なぜこんなところに?

8年くらい前の26歳の時に店を出したんですけど、その前にちょっとハローワークに通っている時期があって。飲食店をだすという目標で勉強してたんですけど、ちょうどその頃知り合い伝いに喫茶店をやっている年配の女性がお店をたたもうとしているという話を聞いたんです。それがここの店で。駅からはちょっと遠かったんですけど、企画書を提出して勝ち取りました(笑)

──ということはここはもともと喫茶店だったんですね。水廻りはその名残がありますが、内装はもうがっつりBARですね。

そうなんですよ!ほとんど自分で作りました(笑)
しっかり見られると粗がばれちゃうのであんまり見ないでください(笑)



──え、これ全部手作りなんですか?笑 

最初は友達に手伝ってもらったりしながらですがですが。このバーカウンターも自分で磨きました!

──めちゃくちゃ高そうな良い木ですね!すごいツヤツヤしてますよ! 

実はそれ、近所の材木屋で安く譲ってもらったものなんですよ。材木屋の前にすごい大きな板が立てかけて合って、お店の人に聞いたら「反ってて使い物にならないから持ってっていいよ」って言ってくれて。反ってる部分は全部切り落として、バーナーで焼いて、ヤスって、磨いて。

──すごいですね!もう業者じゃないですか!

昔そういう仕事手伝ってたりもしたので。壁とかも壁紙をコラージュして貼ってみたり、端材を張り付けたりしています。最近は照明に結構凝ってて、明るすぎる照明じゃなくてちょっと暗めの色が付いた照明をたくさん散らして遊んでます。そうすると良い雰囲気が出るんですよね~






世界中からこの店をめがけてくるお客さんも


──お客さんはどんな方が多いですか?

やっぱり駅から離れてるのでご近所の常連さんが多いですが、海外からもお客さんが来ますよ。

──え、海外からですか?!!

そうなんですよ、最初は友達伝いとかで来てたんですけど。観光客の東京案内とかをしていて、お店に来たいって言ってくれた人に立ち寄ってもらったりして交流してるうちにちょっとずつ増えていきましたね。

──すごく国際的ですね!楽しそう!

1年後2年後に観光ついでにまた店に来てくれる人とかもいるし、逆に僕が海外に行ったときは向こうで案内してもらったりして。最近はサボっちゃってますがインド人の友達からスパイスをたくさん入れるカレーの作り方を教わって店で出してました。




▲壁一面に世界地図を描くこーちゃん。この店に訪れた海外のお客さんの名前を、その人の出身地の部分に書き込んでもらっているそうです。



目指すはバーと民泊のコラボ?!


──今後お店をどうしていきたいとかありますか?

今ちょうど引っ越そうと思っていて。2階の部屋が自分の生活スペースなんですけど、そこも空けられればもうちょっと色々できると思っていて。本当は元々バー付きの民泊とかやりたいなって思ってたんですよね。

──バーのある民泊っていいですね!お酒飲んで眠くなったらすぐ寝れるって最高ですよね。(笑)

そうなんです、ここのお店じゃどっちみち厳しいんですけど、ちょっとずつ準備運動していきたいです。
昼間は普通に会社勤めしてた時もあってそこでAirbnbとかもやろうとしてたりしたんですけど、でも結構審査が厳しくて。

──そうなんですね、たしかに地域とかでも規定が違ったりとかするみたいですもんね。

そうなんすよー。でも今年は結構力入れてやっていきたいんで、頑張ります!
民泊でいろんな国の人がワイワイしながら、その国の定番カクテルのつくり方とか教えあったりして。絶対楽しい!

──今後も変化が楽しみですね!応援してます!



▲(左)カナダのウィスキー”fireball”。日本ではなかなか売ってないそうですが甘みがクセになり、飲みやすいのでついつい飲みすぎてしまうタイプのやつ(笑)おいしいです。



▲イタリアでは定番のカクテル”Spritz”フルーティーで、こちらも飲みやすい。



▲HUDDLEの成長を長年見守り続けるアフロヘア―の彼。



▲アフロ部分はスポンジなのでちょっと汚れてる。


インタビューを終えて


こーちゃんのちょっとゆるい感じのキャラクターと、日本国内外での様々な体験談が面白いバーでした。お客さん同士の距離も近く、皆さん勝手に仲良くなっているようでした。ご家族で来店するご近所の方もいたりと、こーちゃんの人柄にひかれた人々によってほっこりした空間となっていました。誰もが最初そう思ったと口をそろえて言う「この店、入りづらいな」のお店の中には、とても暖かい空間が広がっていました。






    Bar Huddle

    【住所】東京都世田谷区下馬2-9-9
    【最寄駅】三軒茶屋駅
    【TEL】03-5787-5698
    【営業時間】金・土・日 20:00~24:00
    【定休日】月・火・水・木
    【URL】http://www.huddle-tokyo.com/



ライター

ローカルデータ編集部

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